忍者ブログ

突然はじまった着物熱。練習記録をこつこつと。 黒猫しゃもじもちらほらと。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

9/24 実家の与論島で着物で呑みに+芭蕉布コースター織り体験へ

9月の後半、ヨロン島に帰省してきました。
いろんな友達にあえて、いろんな方に出会えて
いろんなお話ができてとっても嬉しかった ^^

愛猫のしゃもじは、初めての3日間のお留守番。
使わないスマホをモニターにできるアプリで
しゃもじを見守り、どきどき。

無事に主人が先に帰ると、もう、こてんこてん
ごろんごろん、なでろなでろのにゃんごろを
そのアプリで見てて、帰りたくなりましたー。
が、ぐぐっとがまんして与論を満喫してきました ^^


24日は、同級生との飲み会♪
忘れかけてる南国の湿度に負けじと
美容衿と浴衣を着ました。500円で発掘の浴衣。
実家の庭でパチリ。



衿は紅型「シャコガイ」。


帯留めは、kurakuroさんのヒトデの帯留め。


帯結びは、杏’sリボン結びで。


いろんな話が聞けて、とっても嬉しかった~!
二次会でちらっとバーにも行っちゃったりで
与論の夜を楽しめるお年頃になった自分たちにびっくり。
またぜひぜひ、みんなに会いたいです。 ^^
素敵な夜をありがとう~!!



そして、翌日は芭蕉布織り体験へいって来ました~!
どんな体勢になるか未知だったので洋服でゆきました ^^
(でも、木綿着物などでもいけた感じでしたよ~♪ お着物好きさんぜひ。)

うちのご近所、「与論民族村」さんへ
同級生のレンタカーやさん(ヨロンレンタカー)で借りた原付でぶーん。^^
久々の原付。運転楽しかった~。高校生の頃は原付ずっと乗ってました。
与論は意外に起伏があるので、一人旅なら原付おすすめです。



「与論民族村」
〒891-9306 鹿児島県大島郡与論町東区693番地
TEL 0997-97-2934 / FAX 0997-97-3092
9:00~18:00(年中無休)


「与論民族村」、通称「民具館」は
与論島の昔からの生活文化を展示した
菊さんご一家による私設民俗資料館です ^^

各種体験もできて(芭蕉布コースター織り・草木染め・郷土玩具作りなどなど)
  ↑↑*要前日までの予約
お土産コーナーの民族村オリジナル「パパイヤの漬物」なども絶品。
与論の方言や芭蕉布織りの保存にも力を入れてらしゃいます。
小さい頃は、よくかくれんぼしに進入していました ^^;


いよいよ、芭蕉布コースター織り体験スタート。
菊友子さんに、教えていただきました ^^
「宣伝して~♪」と言ってくださって掲載OK頂戴しましたので
芭蕉布織り体験の様子を♪


芭蕉布は、与論島では大島紬よりも前から織られていた織物で
昔は各家庭で家族のために作られていたそうですが
今では与論島では、こちらで作られているだけになってしまったそう。

糸作りは、糸芭蕉の木を冬の時期に、成長具合をみて伐採
そして煮たり、こそいだりして、糸にしてゆくとのこと。

こちらが糸芭蕉。

本当は倒してから皮を剥がすそうですが
繊維の様子を見せてくださいました。


皮の外側だけを使うそうです~。

こんな風にさける!

これをいくつか束ねて、煮て


こそいで、繊維を取り出すそうです。

若いままでも、なんとなく糸の雰囲気が出ています ^^

その作業工程がすべて手作業なので本当に時間がかかって大変ですね。
体験は、その繊維を取り出してコースター1個分に
まとめてくださったこの状態からスタート。


程よい太さにほぐして。

コースターなのでちょっと太めでするそうです♪
着物のときは、もっと細く繊細に。

芭蕉布が生えていたときの
葉っぱの上と下を見分けて、結び合わせて繋いでゆきます。


機織の結び方初体験。

これで、きゅっと引いて、余分なところをカット。

繋がりました。


ぜーんぶ、つないだらOK。


茅葺のこちらで、いよいよ織り作業。


繋いだ糸に撚りをかけて、そして巻き取ってゆく。
この二つの作業をこれ1台でできるのですね!


縦糸は、麻の繊維でご用意してくださっています。
縦も芭蕉だとなかなか織るのが難しいそうです。


その縦糸がセッティング済みの機はこちら ^^


織ってゆきます♪ たのしぃ~。


撚りをかけると、ツヤ感がましますね。きれい~


芭蕉の葉の上と下が色が違うので、自然なグラデーションに。


織っているところ撮ってくださいました ^^ ありがとうございます~!


完成!縦糸がちょうど終わりだったそうで
ざくざくとカットしてくださっています。ひゃぁ~。


そして完成 ^^ 2時間(2000円)の体験ですがあっという間でした。
コースターの上のまるっとなっているのが
結んで撚りをかけて糸にする前の、芭蕉の繊維。

織り上げると結んで繋いだところがぷくっとなっていて
これが手作りの証とのこと。
この結び目のある糸の作り方が与論の芭蕉布の特徴だとか。

光に透かしてみると、やっぱり涼しそう!

半幅帯とかあったら、きっと涼しいんだろうな~ ^^


貴重な体験をさせて頂けてとっても嬉しかったです。
ありがとうございました~!



与論では、前半は、主人も一緒にダイビング三昧でした。
ダイビングは、インストさんや
透明度にも恵まれ、撮れ高たっぷり♪

twitterfacebookinstagramなどで
ちょっとずつアップ中です ^^

拍手[0回]

attention

ブログ内の写真・記事等の無断転載・転用お断り

こんにちは わかなです


着物に興奮し始めたのは2010.02から。
2016.02月までのキモノまわりの試行錯誤の記録&
お買い物&お出かけログ★

限りなく沖縄に近い鹿児島県のヨロン島出身。
「紅若菜」の作家名で
紅型染めを生業としております♪

紅型ブログInstagramtwitter facebook

twitter

search inside blog

P R

PR